今回のインタビューは、株式会社建全 代表取締役 伊良部正様です。
売買事業、賃貸事業、リノベーション事業や企画・コンサルティングまで、「心を込めて、不動産の総合プロデュース」を掲げ、那覇市前島で不動産業と建設全般業務を行っています。
設立してどれぐらいですか?
平成22年に株式にしたので今年の11月で10年になります。
翌年には宅地建物取扱業免許を取得し、平成28年には建設業許可番号を取得しました。
株式にする前は25歳に独立してブロック造の住宅を主にやっていましたが、姉歯事件の影響でお客様が耐震構造に関して敏感になってしまい、それ以降は鉄筋コンクリートの需要が増えたためブロック造は激減してしまいました。
設立して一番大変だったことはなんですか?
一番大変だったのは資金繰りです。
銀行さんに認められ、車や設備のリースが組めるようになるまてが大変で、銀行のコンペ等のイベントに毎回参加したり、口座を全部移したりなどして信用を積み重ねていきました。
不動産業の集まりにもこまめに参加しました。
僕という存在が見えていた方が、社員は営業しやすいし動きやすいと思ったからです。
代表者が顔を売って歩くのも必要で、ユーモアをもって接し、人を惹きつける事も代表者には必要だと考えています。
社内のコミュニケーションはどうされてますか?
最初のスタートは4名だったのが、現在は38名の社員数となっています。
コミュニケーションの面では個人のプライベートを重視し、当たらず障らずの関係性が一番いいのではないかと考えています。
もちろん社員を家族のように思うスタイルも大事だとは思いますが、プライベートに触ることは失礼だと思っています。
その一環で誕生日会等は去年から排除しました。
社内の飲み会は年に2〜3回は実施しますが、参加するのは営業職がメインで、あとはゲストを数名招いて営業職の人脈拡大に繋がるような飲み会にしています。
コロナの影響は?
東京の業者との契約が伸びたのが大きいです。
不動産の契約は印鑑が必要な作業が多いので、どうしてもオンラインではできないんですよね。
不動産業に関わらず契約事をしている業種は皆さん影響があるとおもいます。
そんな中でも県内の不動産は動いてます。
ホテルの売りも出てきているので不動産の売りが殺到するのはそろそろじゃないですかね。時期を見て転売用の仕入れを考えています。
パートナーシップメンバーに PR したいことはありますか?
道で会ったら声をかけてください(笑)
株式会社建全
〒900-0023 沖縄県那覇市松山一丁目8番15号
TEL.098-988-9012 FAX.098-988-9013
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