今回のインタビューは、那覇市国際通りの中心にある
ホテルパームロイヤルNAHAの代表取締役総支配人 高倉直久様です。
パームロイヤルホテルNAHAの歴史を教えてください
2005年にオープンしまして、今年は15周年を迎えました。
最初はビジネスホテルとしてオープンしましたが、時代の流れと共にビジネスのお客様より、ファミリー層が増えてきましたので、時折リノベーションを行いファミリー向けのお部屋を増やしてきました。
2018年には別棟で新館RAM(ラム)タワーを開業、2019年7月には国際通り初のプールとプールサイドバーをオープンいたしました。
プールとプールサイドバーを設けるにあたり、ビジネスホテルのカテゴリーからアーバンシティーホテルとしてブランディングチェンジをしてより高収益の得られるホテルマネジメントをしております。
新館RAM(ラム)タワーの魅力はなんですか?
RAMはロイヤル・アート・ミュージアムの略です。
アジアの古美術からヨーロッパのモダンアートまで、150以上のコレクションを展示しております。
琉球王朝フロアや現代アートフロアなど各フロアごとにコンセプトが違うアートギャラリーをお楽しみ頂けます。
ホテルパームロイヤルNAHA 公式サイトより
プールは国際通りのオアシスのようですね
そうですね(笑)
都会のオアシスとして、観光のお客様と地元のお客様が交われるような場所を提供したいと思ってます。
プールは”ウォールスループール”と称しまして、壁を水が通り抜けるデザインが特徴的で、壁の向こう側にある日常から切り離されて、壁の内側の “非日常” を楽しんでほしいという想いも込めています。
ヤシの木に囲まれた屋外プールなので、国際通りに居ながらリゾート感を味わえます。
ホテルパームロイヤルNAHA 公式サイトより
代表となって何年目ですか?
ホテルパームロイヤルNAHAをオープンすると同時に総支配人となり、3年後に代表権を渡されました。
現在は共同代表の父が経営全般を担っていて、運営に関しては私が担っています。ですが父も70代となりましたので、そろそろ引継ぎをしていき、世代交代の変わり目にきています。
社員とのコミュニケーションはどのような事に取り組んでますか?
弊社は沖縄県の人材育成認証企業の認証を受けまして、3年以内に退職する方が5%以下で離職率が低いです。
日々の社員とのコミュニケーションは基より、意思の疎通をこまめに図る努力はしています。
ウチナー企業ですので、”ゆんたく”はとても大事で必要だと思います。
業務だけの会話ではなく”ゆんたく”も交えながら、スタッフに関してのバックグラウンドをしていくことです。
スタートアップ企業や企業を目指している方へアドバイスがあればお願いします
カリスマ性があれば別ですが、初めて事業を起こしても自分一人では何もできないと思います。
仲間(社員)の助け合いが必要で、相互扶助的にお互いがWin-Winになれるような組織運営を目指していったら、指示をしなくても主体的に動けるスタッフが育っていくと思います。
ホテルパームロイヤルNAHA 公式サイトより
ホテルパームロイヤルNAHA
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-9-10
TEL.098-865-5551 FAX.098-866-7711
http://palmroyal.co.jp/index.php
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